ランニング・マラソンでの膝痛について
膝痛でお悩みのランナーにお伝えしたいこと
丸の内接骨院グループ・銀座リリース整体院代表の高野良介と申します。
35歳でサブスリーを達成し、目下富士登山競争サブ4に燃えているアラフィフランナーです。
今回はランナーやジョギング愛好家の方にお伝えしたいランニング・マラソンのトラブルについてお話してまいります。
マラソン・ランニングによるお身体のトラブルでダントツに多いのが膝のトラブルです。
ランニングを始めたものの、辞めてしまう原因の7割が膝のトラブルによるというデータもあります。
そこで、膝のトラブルが多い理由についてご説明していきます。
膝の痛みが回復しない理由
本来持っている回復力が追い付かない程無理をしてしまったことが本質的な原因となります。
多少の無理をしたとしても安静にしておけば回復に向かうはずですが、「痛み」までは及ばない「違和感」に気づけず、本来の膝の機能が発揮できなくなったことによることがほとんどです。
フォームが良くない、シューズが合っていないなど、膝が痛くなる原因は多々あれど、ダメージに対して回復が追い付けばトラブルには至らないのです。
なぜ回復力が及ばなくなるのか
痛みとして認知できない微細な「炎症」がランニングのたびに起こり、それが回復しないうちにまた走ることで炎症が更に強くなってしまったり、慢性的な炎症を起こしてしまします。
長い距離を走りすぎてしまったり、走った後のセルフケアが足らないことが原因かもしれません。
いづれにしろ、しっかりと炎症がおさまらないうちに炎症を繰り返すことがトラブルの原因となります。
炎症が起きるとどうなる?
炎症が起きると毛細血管が形成されます。
これは患部からの老廃物を排出したり、回復のため血液を患部に供給する為です。
そして、炎症がおさまり役目を終えた毛細血管は溶けてなくなるという非常に優れたシステムを我々は持っています。
ゆえに、炎症が起きると患部を再生させるためのインフラが構築されるわけですが、この炎症が「慢性化」してしまい、毛細血管が解けることなく常在してしまうと、様々なトラブルが起きてしまいます。
このようなトラブルを起こしてしまう毛細血管を「病的血管新生」といいます。
病的血管が形成されるとその周りに神経が形成され痛みの原因となったり、毛細血管から浸みだしたタンパク質が糊のようになって様々な組織を「癒着」させ、それぞれの役目を阻害してしまうのです。


上記のように癒着することで本来の膝の機能が低下して様々なトラブルをおこしてしまうのです。
膝関節の役割は主に「支える」関節で「スタビリティ関節」として分類されます。
逆に「動かす」ことを目的としている関節を「モビリティ関節」といいます。
股関節や足関節はモビリティ関節であり、膝関節はこれらの関節の動きを支える役目を担っています。
骨盤が後傾したり(いわゆる腰が落ちている状態)、股関節が上手く使えず、膝を使って走ってしまうと、膝本来の役割を超えた負担がきてしまい、炎症を起こしやすくなってしまうのです。
以下の写真は膝のエコー画像であり、「鵞足炎」といわれる症状を撮影したところ、病的血管が確認できました。


マラソン・ランニングによる主な膝のトラブルについて
腸脛靭帯炎
膝蓋靭帯炎(ランナー膝)
膝蓋大腿疼痛症候群(PFPS)
鵞足炎
半月板損傷
膝蓋下脂肪体炎
以上は膝の痛みで整形外科を受診した際に伝えられる主な診断名ですが、これらに共通するのは前記した炎症・癒着による膝機能低下によるシステムエラーです。
つまりは気づかないながら結果的に無理をしてしまい、回復力が及ばなくなってしまった結果なのです。
多くのランナーを施術してきて気づいたこと
丸の内接骨院グループ・銀座リリース整体院ではこれまでに多くのランナーの膝のトラブルを施術してきました。
その中で気づいたことの一例をご紹介します。
それは、大腿四頭筋の一つである「内側広筋・斜繊維」が癒着により機能せず、膝関節に対して衝撃を吸収できない状態であったり、安定性が低下してしまったことによるトラブルが多いという事です。
内側広筋は大腿四頭筋という太もも前面の筋肉ですが、この筋肉が大腿骨や周囲の筋肉と癒着しているケースが非常に多く様々なトラブルを起こしているということです。


膝痛の対策法
やってはいけないことは患部を強く押したり、マッサージガンで刺激をすることです。
これらの刺激は患部を骨に押しつぶしてしまうベクトルとなるため患部が余計炎症してしまいます。
押すのではなく、患部をつまんで引っ張り上げる方向に刺激をすると癒着がはがれやすくなります。
セルフケアのご提案
まずは優しくマッサージをしたり、ストレッチをします。
その後、患部を優しくつまんで引っ張り上げるような動作をおこなうと癒着がはがれやすくなります。
上記のイラストのように癒着している部分を引っ張り剥がすイメージです。
銀座リリース整体院でのランニング・マラソンに対する専門治療について
当院ではランニングに特化したコースを設けています。
担当するセラピストはサブスリーランナーやウルトラランナーとして多くの膝のトラブルを解決してきた経験豊かなスタッフです。
まずはお気軽にお問い合わせください。
















